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◇走行距離は5～8万キロが目安

軽自動車を中心としたフードトラックを購入する際は、長く使うことを考えて5～8万キロ以内の車を選ぶとよいでしょう。

フードトラックは出店場所に到着すると、その場に長く留まります。

1日のうちに何度も移動することがないので、走行距離が長いからといって気にする必要はないのでは…と考えてしまうでしょう。

しかし、フードトラックの出店場所は曜日によって異なるケースが多く、日によっては市外に行くこともあります。その場合は長距離を走ることになるので、それが毎週続けば故障のリスクを高めてしまうのです。

◇車検に通らないケースも

中古のフードトラックは前オーナーがカスタマイズしているかと思いますが、カスタマイズ内容によっては車検に通らないおそれがあります。自由にカスタマイズすればおしゃれな車になるので、集客率のアップも期待できます。

ただし、車は3年おきに車検を受ける必要があり、違法なカスタマイズをしている車両は車検に通りません。車検に通るかどうかは車の知識がある程度ないと見極めが難しいので、販売店に聞いておくことがおすすめです。

◇タイヤの劣化トラブル

フードトラックは車の総重量が重いので、足回りのトラブルが起きやすいといえます。

フードトラックにはキッチン設備や給水タンク、食材など様々な荷物を積まなければなりません。車両の重量に加えて設備の重さも加わるので、タイヤに大きな負担がかかってしまいます。

タイヤに負担をかけ続けると走行中にバーストを起こすおそれがあり、場合によっては火災につながります。大きな危険を伴うので、フードトラックは積載量を入念にチェックしなければなりません。

フードトラックのタイヤを積載量に耐えられるものに変えたとしても、車体に合わないタイヤだと走行中に車体が横転するおそれがあります。こちらも重大な事故につながる可能性があるので、タイヤを変える際は専門店に相談することが大切です。

◇購入後の雨漏り

フードトラック購入後、雨の日に営業していると雨漏りしてきたというトラブルもあります。車の雨漏りは考えにくいものの、フードトラックは営業用に改造しているので、改造の仕方によっては雨漏りが起きても不思議ではありません。

カスタマイズを依頼した会社に修理依頼をしてもいいのですが、会社によっては対応不可となります。他の修理工場に持っていき高い費用を支払わざるをえない場合もあるので、カスタマイズを依頼する場所は慎重に選びましょう。

◇安全にフードトラックに乗るなら実績のある会社に依頼を

安全性を保ちつつフードトラックで営業するなら、実績のある会社にカスタマイズを依頼しましょう。カスタマイズは技術力が問われる作業なので、実績のある会社に持ち込むことがおすすめです。

実績のある会社なら様々なカスタマイズに応じてくれるので、些細な希望でもしっかりと実現してくれます。

安全性を重視しつつ、希望するデザインへと仕上げてもらえるので、お気に入りのフードトラックで開業することが可能です。