福岡で移動販売車が注目を集めています。コロナ禍の影響で生活様式が変わり、今までと同じように気軽に外出することができなくなった今、便利な移動販売を利用する人が増えているからです。始める前に移動販売について理解しておきましょう。
移動販売とは固定の店舗を持たず、車で移動しながら商品を提供する販売形態をいいます。移動販売は、固定店舗の営業に比べると初期費用を安く抑えることができ、売上がよくないときは違う場所へと移動できます。
スーパーマーケットが近くにない山間部などの地域では、移動販売車が野菜や果物、日用品などを一緒に積んで販売し、移動スーパーマーケットの役割をしている地域もあります。地域の人々にとってはなくてはならないものとなっているようです。
移動販売の歴史は古く、始まりは江戸時代です。その頃はまだ移動販売車がなかった時代なので、リヤカーのようなものを引いて歩いて販売していたといわれています。
その後、昭和になるとラーメンや豆腐、そして冬は石焼き芋や灯油、夏はわらび餅を販売する移動販売車が登場しました。
一時期は移動販売車はあまり見かけないようになりましたが、最近では再び注目されるようになり、パンやホットドッグ、たこ焼きやクレープなどメニューのバリエーションが増えてきたようです。
移動販売を始めるには、最寄りの税務署へ開業届を提出して、食品衛生責任者を取得し、営業許可を申請します。食品衛生責任者は、食べ物を扱うどのような店舗でも必要となり、資格は1日の講習で取得できます。
営業許可の申請にはいくつかの書類の提出が必要で、そこには換気やシンクの数、排水・給水タンクの設置など、食べ物を扱うための設備が整っていることを示す書類の提出が必要です。
基準は申請する保健所によって若干の違いはありますが、主に食材の加工や販売を行うための清潔な環境であるのかをチェックされます。移動販売車では衛生面から取り扱える食品に制限があるため、営業を始める前には保健所にて確認をするようにしましょう。
移動販売車とキッチンカーは、どちらも車で移動をしながら商品を提供する販売形態です。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
移動販売車とキッチンカーの違いは取り扱っている商品です。
食材や調味料、日用品などの生活必需品をはじめ、雑貨や花、衣料など幅広い商品を取り扱っています。車を利用して商品を販売する場合は移動販売車に分類され、車で花を販売していたり、路上で車を止めてアクセサリーを販売していたりする路上店も、大きく分けると移動販売車です。
名前のとおり、車内にキッチンを装備していて、食材を調理して販売するため取り扱っている商品は食品です。最近では調理済みのお弁当などを販売している車もキッチンカーと呼ばれるようになり、テイクアウトで食べられる食品を販売している車などもキッチンカーに分類されます。
移動販売車は決められて地域を巡回していることが多いのが特徴です。竿竹売りや石焼き芋売りのように、スピーカーで音楽などを鳴らして巡回していることを知らせます。
山間地や地方などスーパーマーケットが近くにない地域や、高齢者が多い地域などに需要があり、そこに住んでいる人にとっては生活に不可欠になっています。移動販売車は軽トラや軽バンを使用していることが多く、最近ではレンタルをして販売する方も増えています。
野外フェスなどの大きなイベントやオフィス街のランチタイムなど、屋外の一つの場所に車を止めて車内より商品の提供をします。毎日同じ場所に出店していることもあれば、人が集まる休日のみに出店するなど様々です。キッチンカーは、メニューのイメージに合わせてデザインや制作がなされていることが多く、一目見れば何を販売しているのかがわかりやすいのも特徴です。
最近ではテイクアウトで食べられるような食品を販売している車がキッチンカーと呼ばれるようになりました。移動販売車の歴史は古く、多くの方にとって馴染みのあるものといえます。最近ではコロナ禍の影響で生活様式が見直されるようになり、移動販売車が再び注目されるようになりました。
ミナトオートモービルでは、九州・福岡を中心に移動販売車の制作やレンタルを行っております。部分架装やカスタマイズも可能です。福岡で移動販売車についてのご相談は、お気軽にミナトオートモービルまでお問い合わせください。
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