福岡でキッチンカーを使って起業される方からの相談で多いのが、キッチンカーのサイズについてです。キッチンカーを選ぶ際は、基本的には販売する商品の用途に合わせて選び、塗装などのカスタマイズをしていきます。キッチンカーを選ぶ前に、サイズ別のメリット・デメリットを知っておきましょう。
小型のキッチンカーは軽バンや軽トラがベースになっており、簡易な給排水設備や冷蔵庫、1~2口のガスコンロが設置可能です。キッチンスペースがあまり広くないため、簡単なカフェメニューや、ランチ用のお弁当をオフィス街で販売することなどに向いています。
小型のキッチンカーのメリットは、やはり小回りが利くことです。また車両が小さいため、どのような場所でも駐車でき、出店できる場所も多くなります。
例を挙げると、野外フェスや住宅展示場などのイベント会場、スーパーマーケットの駐車場、昼間のオフィス街などです。
小型のキッチンカーは狭いスペースでも駐車できるメリットがあり、多くのビジネスチャンスがあると考えられます。
また、軽自動車になるため車体自体の価格が安く、その上税金や高速代、ガソリン代、メンテナンス代などの維持費も安く済みます。ランニングコストが低く、低コストで起業できるのもメリットの一つです。
デメリットはキッチンが狭いため、多くの食材や調理器具は積めないことです。積み込める食材に限界があるので、一日中開催されるような大きなイベントになると完売が早く、すぐに店じまいしなければならない可能性もあります。
また作業スペースも狭いため、業務用の機材や大量の食材ストックを積むことができません。調理工程の多い商品を販売するには無理があり、別の場所で下ごしらえをするなどの手間が必要です。
その他にも軽バンは車体が低く、立って作業することができないため、中腰や座り作業になるのも体に負担がかかるデメリットだといえるでしょう。
さらに軽トラのキッチンカーの場合は、そのまま車検に出すことができないため、車検の度に装備を取り外さなければならず、その分手間と費用がかかってしまいます。
1tトラックのキッチンカーは中型タイプ、1.5tのキッチンカーは大型タイプになり、どちらも普通免許で運転できます。こちらでは中型・大型キッチンカーのそれぞれのメリット・デメリットを解説します。
小型キッチンカーより一回り大きくなるため、揚げ物やカレー、オムライスなどの定番のランチメニューも調理可能になり、メニューの幅が広がります。小型タイプよりもサイズは大きいですが、それでも一般用の駐車スペースに駐車できるため、販売場所の確保に困ることはほとんどありません。
また200Lの給排水設備を装備できるため、大量の水が必要なラーメンやうどんなどの麺類も販売が可能です。
デメリットはキッチンカーの購入や塗装などのラッピング費用が、小型タイプに比べると若干高くなることです。また軽自動車専用の駐車場には駐車できません。
大型タイプのキッチンカーのメリットは、車体が大きくなるため本格的な設備を設置できる上に、作業スペースの確保が可能です。仕込みや調理も楽にできて、提供可能なメニュー数も増えます。
また収納スペースも確保できるので、大きなイベントでも在庫切れの心配がありません。
さらに走行性能も高くなるため、広いエリアでの出店が可能になります。車体が大きくなるのでラッピングデザインが見やすくなり、カスタマイズすることによって宣伝効果も期待できるでしょう。
デメリットは車体の購入やメンテナンス費用が高くなるので初期費用がかさむこと、車体が大きいため運転に慣れるまでは時間がかかることです。
また、オフィス街や出店場所に駐車制限があるような場所には出店できないことがデメリットです。
普通免許で運転できるキッチンカーは、気軽に起業できるビジネスとして注目を集めています。キッチンカーには小回りが利く小型タイプや、用途が広い中型タイプ、本格的な調理ができる大型タイプがあります。構えたいお店の用途に合わせてサイズを選び、必要に応じて塗装などのカスタマイズを行いましょう。
ミナトオートモービルでは、キッチンカーで移動販売をする方のためにオリジナリティ溢れるキッチンカーを制作しております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
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